Lady Green's Diary

英語講師Lady Greenの日記

そう言えば土曜だった!

最近は週末に翻訳の仕事をしたりスカイプレッスンをしていて、気が付くと「そう言えば最近、休日というのがないかも・・・」な状態になっています。翻訳会社の方にも「週末に翻訳作業可能」とお伝えしているので、土日に作業して週明けに納品するような案件が多かったりします。仕事のスケジュールは伝えているので、大体いつなら出来るのかをわかって下さっているようで、分量なども程よい案件を紹介して下さいます。大学が始まって翻訳の仕事と並行して出来るか心配していましたが、スロウダウンしてはいるものの、定期的にご紹介頂いて程よい感じで翻訳しています。

 

スカイプレッスンも土日に入れることがあるので、週末とか祝日とか関係なく仕事しています。大学レッスンの方も、授業は当然平日になりますが、派遣元の担当者さんや専任の先生とのやり取りなどメールですることが多く、流石に日曜日にはメールしませんが土曜日は時々仕事メールが来たります。先日、大学の専任の先生から授業に関することで連絡メールが来たので金曜の夜に返信したところ、翌日土曜日に返事があって、その後何度かメールのやり取りをしていました。最後のメールで「授業のことは忘れて良い週末をお過ごしください」と書いて下さっていて、「そう言えば土曜日だった!」と気付いたのでした。そして、「先生も土曜日はお休みのはずなのに、仕事メール送って悪かったなぁ」とちょっと反省したのでした・・・。そして、「そう言えば、最近あんまり休日がないかも」と気付いたのでした。

 

休もうと思えばいつでも休めるのですが、ついつい仕事をしてしまいます。レッスンの準備、翻訳作業etc.毎日何かしら仕事している気がします。一日朝から晩まで仕事ということはあまりないですが、一日全く仕事しないということもない感じです。家で仕事してるとついそうなっちゃいますね。どこかで1日完全オフという日も作った方がいいのかもしれないなぁ。

 

と、実は今日もお仕事な日でした。夕方にスカイプレッスンして、夕飯食べた後に翻訳納品。今回初めてMemsourceなる翻訳ツールを使ってのお仕事。いつもとは違う意味でちょっとドキドキしました。プルーフバックもあるのですが、これもいつもと勝手が違うので、ちょっと心配です。明日の夕方にプルーフバックがあるはずなので、翌朝までに確認。大学の授業もあるので、無事にスムーズに行くといいのだけど。

 

洋書読書は最近ずっとこちらの本。

 

Pachinko

Pachinko

 

 

3分の1位終了したところ。この調子でいくと来月末のBookclubには間に合うかも?読んでいてキムチが食べたくなってきちゃいました。

 

そんな感じで毎日あれこれと忙しくしています。ブログもたまには更新するぞ~。

 

 

 

 

Pachinko

こんなタイトルですが、決してパチンコに嵌っているとかいうわけでは決してなく、今読んでいる本のタイトルです(笑)次回のBookclubの課題本なのですが、なかなかに面白い。英語も非常に読みやすくてさくさくと読めます。

 

Pachinko

Pachinko

 

 

舞台は1900年代の日本、それも大阪。ちょうど今読んでいることろが、主人公が韓国を離れ大阪に渡ってきたばかりのところです。当時の日本、大阪の様子が韓国人の視点で描かれるのが興味深い。こういう小説を読むのは初めてなので、色々と気付かされることがありそうです。ストーリーも何だかドラマチック。でも、ちょっと韓流ドラマを彷彿させられます。昔、母と一緒に韓国ドラマを見ていてたことを思い出してしまいました。懐かしい。

 

英語は読みやすいと書きましたが、やはり知らない単語は沢山出てきます。たいていは読み飛ばすのですが、時々気になる単語の意味をチェックしています。こういう時、やっぱりKindleは便利です。英検1級単語がちらほらと出てくるので、やっぱり英検語彙は重要だなぁと思います。いつもながら、「語彙力もっと増やしたい」と思います。

  

英会話スクールでの仕事を辞めて、スピーキング力強化よりも読解やライティングが重要になってきて、語彙力や文法力の強化に取り組む必要が増しています。洋書を読むことは自分の楽しみとしてだけでなく、英語力の強化にもなります。語彙力もっとつけば洋書ももっと読みやすくなります。でも、なかなか単語覚えられないんだけど。

 

地道に勉強続けていきたいと思います。

 

Kindle Paperwhite 電子書籍リーダー 防水機能搭載 Wi-Fi+4G 32GB

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奮発して買って良かった。お値段のお安いWi-Fiモデルにしようかと悩んだのですが、洋書読む場合は単語の意味チェックするのに外からもネットにアクセスしたい。中途半端にケチって後で後悔する位なら、最初に奮発しておいたらストレスなくKindle生活楽しめるかと思って4G付きのモデルにしてみました。正解だったなと思います。

 

 

英文レターの翻訳

初めての和訳案件は無事に終了。内容あれで良かったのかなという不安はありますが、割とラフな訳で良いようだったので、きっと良かったのでしょうと気持ちを切り替え、また新しい案件に取り組み始めました。今度はいつもの英訳案件。やっぱり英訳はホッとします。日本語読む方が楽です。まぁ、日本語でも時々内容が理解できないことあるんですけど(笑)

 

ちなみに今お引き受けしているのは手紙の翻訳です。そこまでかしこまった手紙ではないのですが、まだ会ったことのない相手への手紙のようで、文中に「はじめまして」と出てきます。そして、日本語ならではの曖昧な表現が多々あります。「よろしくお願いします」という表現もよく出てきます。これは本当に便利な日本語なんですが、いざ英語にしようとすると、一体何をよろしくお願いするのかよくわかりません。これらの表現はそのまま英語に翻訳できないので、ちょっとした工夫が必要。

 

で、どうしたかというと、まずは状況や事実を伝えた上で、"I am looking forward to meeting you." と締めくくりました。「はじめまして」をそのまま Nice to meet you.と書くとおかしいでしょ?だって手紙なんですもん、まだ会ってない。なので冒頭の「はじめまして」はスキップして、最後に「お会いできるのを楽しみにしています」とすれば、なんとなくニュアンスは伝わるかな。「よろしくお願いします」も同じ look forward toで代用出来そうです。前後の流れにもよりますが、例えば何か新しいプロジェクトに一緒に取り組むのであれば "I am looking forward to working with you." で良いと思います。何か頼み事をした後に「よろしくお願いします」と続くのであれば、"Thank you in advance for your help."と言うことも出来ます。他にも上手い訳し方があるかもしれません。どなたか良いアイデアがあれば是非とも教えて下さい。

 

手紙は本当に、そのまま訳せないことも多くて難しい。日本語と英語で書き方も違いますし、全体的なトーンをカジュアルよりにするのかフォーマルよりにするのかをまず考えて書き方を変えないといけません。そして、日本語よりも英語の方が論理的、明確に書かないといけないので、時に構成そのものも変える必要があったり、言葉を補ったり。翻訳の授業課題でレターを扱った時も、モデル訳ではかなりガラッと違ったものに仕上がっていたこともありました。私はまだそこまで大胆に変える度胸がないので割と忠実に訳しますが、経験積んで慣れてきたらもっと大胆な訳をするようになるかもしれません。今はまだそこまで自信がありません。

 

以前、ビジネスライティングのクラスを企業研修で教えていたことがありますが、振り返って見るとその時のレッスンで私自身も色々と勉強になったなぁと思います。生徒さん達も本当に素敵な方達で、毎回楽しいレッスンでした。こうやってレターの翻訳なんかもするようになって、今またビジネスライティングのクラスを教えたら、当時よりもさらに色々と生徒さん達にお伝えできるのになぁと思ったりします。そんな風に思ってると、そういう仕事が来るかも?!

 

翻訳もティーチングも、やればやる程スキルが上がり自分の引き出しが増えていきます。それがこの仕事のやりがいであり面白さでもあります。まだまだ手紙の翻訳は苦手なんですが、またありそうな気がするので、勉強して慣れていかないといけないなぁと思います。ちなみに、英文手紙の書き方に迷うと私はTOEICの教材を引っ張り出して来てスタイルの確認をします。そういう時、TOEICは本当に役に立ちます!ということで、TOEIC対策のクラスもやっぱり翻訳に役に立つのでした。

公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 3

公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 3

 

 

Bookclub: Convenience Store Woman

今年3度目のブッククラブ参加。今のところ毎回出席しています!去年は1月に参加してそれっきりになってしまったので、今年こそは有言実行。皆勤は難しいかもですが、出来るだけ参加したい。

 

さて、今回の課題本は日本人作家の作品。芥川賞を受賞して話題になったこちらの本です。

コンビニ人間 (文春文庫)

コンビニ人間 (文春文庫)

 

私も気になっていた本なので、今回良い機会と思って読んでみました。短い作品だし日本語なので一気に1日で読んでしまいました。クスッと笑えるシーンもたくさんあり、それでいて「普通」って何だろうと考えさせられ、私自身も「普通」から外れた人生を送っているので、主人公の言葉に共感する部分もたくさんありました。クラブのメンバーから指摘がありましたが、主人公の女性はおそらく自閉症なのではないかと思うのですが、そんな彼女が見つけた居場所がコンビニ。そこで初めて彼女は自分が存在する意義を感じられる。

 

ディスカッションはなかなかに盛り上がり楽しかったです。エンディングについてちょっとした賛否両論がありましたが、私は主人公が他者の目ではなく自分の気持ちに従って決断したことに意義がある気がしています。幸せの定義は色々とあるでしょうが、それが彼女の望む幸せならばそれでいいではないかと思うのです。何だか私もちょっと勇気をもらえた気がします。でも、違う意見があるのも当然だし、だから議論が面白いのだとも思います。

 

芥川賞を受賞したということで、文学的な価値はどうなのか、何が評価されたのかという点では厳しい意見もありました。それについては私は何も偉そうなことを言えるだけの見識もないですが、作品として楽しめたし私は好きです。読みやすい作品ですし、お勧めします。

 

さて、次の課題本はこちら。

Pachinko

Pachinko

 

 

これまた舞台は日本ですが、主人公は韓国人女性。日本が舞台でも描かれ方が全く違ったものになるので興味深い。『コンビニ人間』と違ってかなりの大作。次の集まりまでに読み終えられるかどうか心配ですが、取り敢えず読み始めています。Kindle端末買ってから初めて電子書籍を購入。Kindle活躍中。やっぱり買って良かった。これからどんどん活用していきたいです。

初めての英日翻訳

今年に入って翻訳の仕事を始め、これまでずっと日英翻訳ばかりだったのですが、今初めて英日翻訳の仕事に取り組んでいます。英日の仕事はこないだろうと思っていたのでちょっと意外でしたが挑戦してみたいなとも思っていたので、今回お話を頂いてせっかくの機会とお引き受けしてみることに。大量案件で何人かの翻訳者に分けての発注とのこと。可能な分量をお伝え下さいとのことだったので、大学のスケジュールや他の予定なども考慮して少し少な目の分量でお願いしてみました。

 

内容は大学関連のものでイメージしやすい点もあり興味深く作業していますが、和訳はやっぱり緊張します。学校の方でも英訳の勉強を中心にしていたし、和訳のクラスはちゃんと卒業もしていないので自信が持てないというのもあります。やっぱり訳し慣れている英訳の方がやりやすいです。所どころで学術的用語が出てきたり、調べてもわからないものもあったりします。内容が理解できても自然な日本語に翻訳するのが難しかったり。同じ翻訳でも英語に訳すのと日本語に訳すのでは求められるスキルが違うなぁと改めて感じます。それでも、和訳ならではの面白さもありますし、自分の勉強のためにも頑張って取り組んで出来るだけ良いものを納品したいと思います。

 

去年、まだスクールに通学中の時に、在校生向けに実施されたプレ登録に応募したのが、こういう形で役に立ったなと思います。英訳の方は無事に卒業して本登録をしたのですが、和訳は結局卒業せずとなっているので、プレ登録がなければ仕事は出来ていないはず。和訳の仕事は少ないと聞いていたので、卒業できていない私のところに案件の打診は来ないだろうと思っていたのですがわからないものですね。英訳の方を定期的に引き受けているのもあるのかもしれません。何にしろ有り難いことです!

 

翻訳室でチェックの仕事をしている友人曰く、「仕事頼める人のリストに名前が入ってるんだと思うよ」とのこと。それは大変光栄なこと!「あの人に頼もう」と思い出してもらえるのは嬉しいことです。張り切って頑張りたいと思います。

 

 

GW明けて再始動

10連休中もスカイプレッスンはちらほらと入れていたので完全にオフではありませんでしたが、大学の講義がないとかなり気持ちはノンビリ。特別なことは何もありませんでしたが、友人とランチに出かけたり親戚で集まったりと楽しい休日を過ごすことが出来ました。

 

そんななが〜い10連休もあっと言う間に終わり、ちょっと登校拒否したい気分になりましたが、気合いを入れ直して講義再スタートです。クラスの雰囲気もようやくつかめてきて、少しづつ生徒とも打ち解けてきたところ。大人数のクラスの進め方に少し慣れてきたかな?という気がします。これはこれで楽しいかもという気がします。所々でペアワークやグループワークを入れると活気が出てなかなか楽しいです。私が一人で喋っていても退屈ですからね。

 

去年の秋は辞退した大学のTOEIC講座も、今年の春講座はお引き受けして、定員オーバーの大盛況のクラスとなっています。元気のいい学生もいて、思った以上に楽しくレッスンが出来ています。毎回、コース終盤に近づくとモチベーションが落ちてきて脱落していく生徒がいるのですが、今年は最後までサバイブしてくれるといいのですが。

 

まだまだ色々と試行錯誤中ですが、良い授業にしていけるように頑張りたい。大変なことも多いですが、レッスンは楽しくもあるので、こうしてまた大学で講義できることが嬉しくもあります。学生から元気をもらうことも多々あります。やっぱり続けていきたい仕事だなと思います。翻訳の方とバランス取りながらやっていきたい。それが難しくもあるのですが、こうして欲張りに色んなことに挑戦して、自分がやりたいと思うことを出来ているのは凄く有り難く幸せなことだなと思う今日この頃です。

 

最近の読書状況

今年2冊目の洋書はブッククラブの課題本になっていたこちらの本。ハードボイルド小説ですが、ちょっと私には難しかったかも・・・。

The Big Sleep (Phillip Marlowe)

The Big Sleep (Phillip Marlowe)

 

 雰囲気は味わえて楽しかったですが、ミステリー小説は英語で読むの難しいですね。作品にもよるかもしれませんが、ちょっとした読み間違いで内容をつかめなくなりそうです。そして、登場人物が覚えれないのも困りもの(あ、これは英語関係ないか!)。でも、冒頭から、風景の描写や人物の描写が巧みでストーリーの世界に引き込まれていきました。ブッククラブのメンバー達も同じように言っていて、先月に取り上げた東野圭吾さんの作品と比べて概ね高評価でした。人物の描写がより細やかで、登場人物により親近感が持てるしそれぞれの個性が際立っているとのこと。映画の話も出たりして、議論はなかなかに盛り上がりました!

 

そして次の課題は再び日本人作家の作品。最近話題になったこちらの本。 

コンビニ人間 (文春文庫)

コンビニ人間 (文春文庫)

 

 短い作品なので1日で一気に読んでしまいました。これは面白かったです!他のメンバーの意見を聞くのが楽しみ。特に「(東野作品に続いて)また2流作品なんじゃないの?」と懐疑的だったメンバーの評価を聞きたいところ。もう1冊、同じように社会に馴染めない主人公を描いた作品もチョイスに上がっていて、どちらか読んで参加ということ。面白そうなんでこっちも読んでみようかな?と思いつつ、まだ購入に至っていません。

Eleanor Oliphant is Completely Fine: Debut Sunday Times Bestseller and Costa First Novel Book Award winner (English Edition)

Eleanor Oliphant is Completely Fine: Debut Sunday Times Bestseller and Costa First Novel Book Award winner (English Edition)

 

 

最近はアマゾンプライムの無料本を何冊か読み漁っています。主にビジネス書ですが、結構似たような内容のものもあって、短時間でさくっと読んでいるので何を読んだのかあまり記憶に残っていなかったりします。でも、ビジネス書結構好きで、モチベーションは上がるんですよね。でも、ちょっとほっこりしたいなぁと思って今読んでいるのはこちらのエッセイ。

お家賃ですけど

お家賃ですけど

 

 

これが結構楽しいです。なんだかほっこりします。自分の一人暮らしと重なって楽しい気持ちになります。

 

こうやって色んな本を乱読していますが、これもKindle効果、プライム効果。これまでは図書館を活用してましたが、すぐにダウンロードして読めるのはやっぱり便利。時短になるし、持ち運びも楽なので良いです。無料のもの、有料のもの、上手に使い分けしながら読書生活を充実させていきたいです。