Lady Green's Diary

英語講師Lady Greenの日記

学習仲間の存在

先日、翻訳学校の友人とランチをしてきました。彼女とはちょくちょく会っては色々と情報交換をしたり、近況報告しあったりしますが、そういう学習仲間の存在はとても貴重だなぁと思います。翻訳というある意味特殊な世界の話、なかなか家族や友人にはわかってもらえないし語り合える人もいません。同じように学習している仲間だからこそ共感できることも多いので、そんな友人と出会えたというだけでも、学校に行って学んだ意義があるというもの。

 

翻訳に限らずどんな勉強でもそうでしょうが、一人で勉強しているとどうしても視野が狭くなってしまったり、時に孤独で不安になることもありますね。特に自宅で一人で作業をしているとそうなりがち。なので、こうやって話をして情報や思いをシャアするというのは大切なことじゃないかと思います。決して愚痴をこぼし合うのではなく、前向きで建設的な話ができるというのがいい。これは相手にもよるので、どういう友人を作るかも大事ですね。ま、多少は愚痴も出ますが(笑)

 

彼女の方はチェッカーとして仕事を始めているので、私の知らない色々な話を聞けるのも興味深いです。現実的な仕事の話を聞けるのは大変ありがたい。趣味で勉強するのとは違い、仕事として成り立たせていきたいわけで、そうなると「とにかく夢を持って頑張る」だけでは駄目なわけです。理想を求めるだけでなく、色んなことを考えながら、今後自分がどうしていきたいのか、どんな課題があってどう解決していけるのか、そんなことを考えて次の行動につなげていかなければいけない。そんな風に客観的に見るためにも、外に出ていくことは大事ですね。

 

お互いに超えなければいけない山がそれぞれにありますが、とにかく前に進んで行くことが必要。どう山を登っていくのか、どんなペースで進んでいくのかはそれぞれですが、「山を登っているのは私だけじゃない」というのは何だか心強いです。これからどういう道を通って、たどり着く先はどんなところなのか、場合によっては悪天候で引き返したり、断念することもあるかもしれません。それも全部ひっくるめて人生だし、色んなこと覚悟の上で挑戦してみることに意味があるとも言えます。取り敢えず、春からまた同じ山を登ることになりそうです。険しい登山でなく、楽しいハイキングになればいいですが(笑)、それもまぁ気持ち次第とも言えます。学校で学ぶということは、今期で最後になるかもしれないので(最後にしたい、とも思います)、いっしょに貴重な時間を大事に過ごせればと思います。