Lady Green's Diary

英語講師Lady Greenの日記

再始動

大学新学期が始まって,また別の大学のTOEIC講座もスタート、そして翻訳の授業もついに再始動しました。何かと忙しくなっていますが今のところなんとか無事にこなしています。ま、まだ始まったばかりですが(笑)大学での授業も今年で3年目。色々と大変なことはありますが、随分勝手も分かってきたので、最初の頃よりは手際よく色々とこなせるようになってきたかなーと思っています。学生たちも可愛いし。学生の英語力はいろいろですがやりがいも感じています。初歩的なことを教えないといけないことも多いので、高い英語力というよりも分かりやすく教えるスキルが求められるという気がします。あんまり難しいことを言ってしまうと、かえって学生を混乱させてしまうこともあるので要注意です。

 

一方で、自分の英語力を上げることも必要ですし上げていきたいとも思っているので、そのためにも自分の英語学習も大切にしたい。最初の頃は大学講師の仕事、企業研修にプライベートレッスン、翻訳、と色々なことをするよりも、本当はひとつのことに集中した方がいいのではないかと思うこともあったのですが、今はこんなふうに色々なことに関わることで自分の幅も広がっているのかなと思うようになっています。どれかが本業でどれかが副業というのではなく、どれも大切な仕事として、真剣にやって行こうと思っています。そういうワークスタイルがあってもいいのではないかと思います。仕事のバランスは変わっていくかもしれませんが、こんな働き方があっていいんじゃないかな。

翻訳課題はやはり難しいですし、高い英語力が求められます。一方で講師の仕事では基本的な英文法を教えないといけないことも多く、必要とされるスキルが全く違います。難しい英訳をした後に、TOEIC300点の学生相手に英語を教えるのは違う意味で難しい。でも、学生たちを相手にわいわい授業をしているとなんだかちょっと「ほっこり」した気分になったりもします。こういう時間も大事じゃないかな。若者を相手にしていると自分も若返りそうな気がするし(笑)

 

ひとつの世界しか見ていないと、自分の視野が狭くなってしまうような気がすることがあります。自分の立場でしかものが見れなくなってしまいそうで、これでいいのかなと思うことも。TOEIC300点の学生が感じることとTOEIC900点台の私が感じることとは当然違うわけです。大人の視点と学生の視点も違う。視点を変えて見ることで違う世界が見えてくるのではないかなと思います。自分の対応力や振れ幅を広げるためにも、いろんなところで教えたりいろんな学生を教えたり、そしていろんな英語に触れていくということは、大切なことではないかなと思います。大変なことももちろんありますが、今はこれを私のワークスタイルと思って、しっかり取り組んで行こうと思っています。