Lady Green's Diary

英語講師Lady Greenの日記

近況とか

気がつくとあっという間に一週間が過ぎています。もうちょっとブログ更新しようと思っていたんですけどね。今更ですがGWの話。前半は割とのんびりと過ごしていたんですが、後半は姉の家に久しぶりに遊びに行ってきました。2年ぶりぐらいに訪問したら随分様子も変わっていました。広かった子供部屋に仕切りが出来て2部屋に分かれていたり。大きくなると部屋割りも変わりますもんね。中学生になった甥っ子は、最近自分専用の新しいパソコンを買ったようで、その立派さにびっくりしました。お年玉や誕生日のプレゼントを数年間貯めて念願のデスクトップPCを買ったようです。めっちゃカッコイイ。私が使っているノートPCよりもずっと立派。かなり羨ましいです。パソコンさばきもなかなか様になっていて私よりずっとPCを使いこなしているんじゃないかなという気がします(笑)プログラミングとか勉強してるし、パソコン自作してるし、すごいわ(笑)

 

そしてGWが明けて仕事も学校も再開。なんだかんだと慌ただしく過ごしています。勉強を頑張るぞと思うのでラテンダンスはちょっとスローダウン。本当は週末にダンスイベントがあるのですが、私は出演辞退させてもらいました。今回は応援にまわろうと思っています。かなり気は楽です(笑)今踊っているのはこちらの曲のラテンバージョン。

 


Adele - Skyfall Lyrics on screen

 

しっとりした感じの曲調です。スローテンポの曲ってかえって難しかったりします。スペイン語の曲で踊ることが多いのですが今回は英語の曲です。なので内容が分かりやすい。実は去年ぐらいからスペイン語の勉強を密かにスタートしてみたのですが、ちっとも真面目に勉強しないので全く上達しません。ダンスをするのにも歌詞の内容が分かった方が楽しいかなと思って始めて見ましたが、なかなか勉強が進まないですね。やっぱり英語が優先になるのでスペイン語は後回し。でも新しい言語を勉強するのは楽しいので、またゆとりができた時にちょっとやってみたいなと思っています。

 

ちなみに今踊っているこちらの曲はご存知007の映画で使われた曲です。歌詞の内容を見てみましたが、ちょっとミステリアスな感じですね。スカイフォールってどういう意味なのかなーと思うのですが、どうもあんまりはっきりしない感じですね。空が落ちてくる?でもどうもスカイフォールと言う地名があるらしくてそちらの意味で使われているのかもしれません。歌の歌詞も深く掘り下げるといろんなことがわかってきて面白いですが、抽象的なものも多いので結局なんだかよくわからないことも多いですね。学生時代は洋楽の歌詞で一生懸命英語の勉強していて、歌詞の翻訳をする人になりたいなーなんて思ったものですが、今はその難しさがよく分かるので、自分には無理だなあとも思います。当時よく読んでいた西森マリーさんの著書に、訳詞の苦労ばなしがたくさん書いてあってとても興味深く選んだものです。

 

文化的な背景や時代的背景などいろんなことを調べた上で訳されるということ。当然スラングもたくさん出てきて悩まされることも多々あったとか。何度考えても分からなくて、歌詞を書いたミュージシャン本人に尋ねたりしたようなこともあったとか。また、海外版のCDには歌詞カードがついていないことも多く、日本版作成するにあたってネイティブが聞き取ったものを書き起こして歌詞カードをつけたりするようなこともあったのだとか。そのせいで歌詞が間違っているなんてこともあったようです。なのでどう考えても意味が通らないような歌詞があったり。特にロックミュージックの場合は発音もクリアでないことも多々あるのでたとえネイティブが聞き取っても正確には聞き取れないこともあるわけです。そんな裏話も面白かったなー。

 

そんなふうに洋楽をきっかけに英語学習を始めて、英語の世界に足を踏み入れたわけですが、それから20年。こうして英語を使う仕事をしているというのもなんだか不思議な気持ちです。自分が大学で英語を教えるようになるとは想像していませんでした。翻訳家への夢は諦めきれずに、今も勉強中。どうなることやらですが、少しずつ形にしていけたらいいなと思っています。理想通りにはいかないなぁとも思っていますが、英語が好きで活字が好きで勉強するのが楽しい。学生時代からそこのところは変わっていないという風に思います。20年経って変わるものもあれば変わらないものもある。もちろん成長もしてきたと思いますが、いくつになっても変わらずに持っていたい気持ちというのもあります。時に初心に帰りながら、自分の原点にある「勉強するのが楽しい」という気持ちを大切にして、これからも英語に関わる仕事を続けていけたらと思っています。

 

大学での仕事も、私自身が学生時代に良い先生と出会えて、英語はもちろんですがそれ以外にも、ものの見方や考え方を教えられたり、学ぶことがたくさんあったので、そういったことを少しでも今度は私が学生たちに伝えられたらなと思って仕事をしています。20年前の自分が今の自分につながっている。私が今教えている学生たちにとっても、20年後につながるような何かを伝えられたらと思います。私に懐いて慕ってきてくれる学生もいます。「先生の授業を受けてよかった!」と言ってくれる学生もいるので、私がしていることは決して無駄にはなっていない。

 

何だか今日はまとまりのない内容になってしまいました。要は、今も昔も英語が好きで、勉強するのが好き。そして、その好きな事を今も続けられているということは幸せなことなんじゃないかなということでしょうか。まぁ、まさか自分がダンスを始めるとは思っていませんでしたが、人生にはそんなサプライズもあっていいですよね。多分まだまだサプライズがありそうな気がします。この先さらに10年後20年後を楽しみにしつつ、人生エンジョイしていきたいと思います。