Lady Green's Diary

英語講師Lady Greenの日記

2023年4月TOEICの結果

先月に受けたTOEICの結果が出ましたので、遅ればせながら報告させてもらいます。詳細のスコアレポートはまだ届いていなくて、オンラインで点数だけ確認した結果です。前回の記事に受験後の感想を書きましたが、自分の感触通りの結果となりました。

 

リスニング   485点

リーディング  495点

トータルスコア 980点

 

思った通りリスニングは今回満点を逃してしまいました。ここ最近はリスニング満点が続いていたので久しぶりの不調です。同室の方の咳に気を取られたのと、リスニングの集中力が落ちているのが原因かなと思います。会場の環境って運みたいなところもあり自分では選べないので、どういった環境下でも実力発揮できるように持って行くことも必要です。リスニングってやっぱり緊張感があるので、その日のコンディションに左右されやすいですね。歳のせいなのかスマホ脳のせいなのか(笑)、どうも年々集中力が低下している気がします。もうちょっとリスニングも鍛えないといけないかなぁ。

 

一方でリーディングは初の満点です!これは素直に嬉しいです!今回の試験では10分位時間が余って見直しできたのも大きかったです。見直し時にPart 6の文章挿入問題を1問修正しました。それがなかったら満点逃していたと思います。やはり解答スピードを上げることはTOEICでは大切ですね。そのためにはPart 5, 6をどう効率よく処理するかです。正答率を上げることとスピードを上げること両方が大事ですね。

 

残念ながら今回も満点は逃してしまいましたが、手応えはあったかなと思います。続けて受験すれば満点に届きそうな気がします。最近は2年おきにしか受験していないので、そんな中でも毎回トータルで980点を取れるのは実力が安定しているのかなと思えます。満点ホルダーを名乗るために継続受験して頑張ってみるのもアリなのですが、やはりそこまでTOEIC満点にこだわりが持ていないというのも正直なところです。受験料も高いし、ちょっと躊躇しますね。どうせ高いお金を払って受けるなら、次はSWを受けてみるとか、英検1級を再受験してみるとかの方が面白いかなと思ったりもします。

 

試験って体力的にしんどくなってきているのですが、それでもたまにこうして英語の試験を受けるのは刺激になるし、学習のモチベーションにもつながります。自分の英語力を客観的に図る物差しとしてテストは有効だと思うので、テストの点数に振り回されないようにしつつ、自己啓発として試験を活用していけたらと思います。

 

大学講義の準備で忙しくなってきています。授業で使う公式問題集を研究中です。TOEICの英語はビジネス英語や日常使いの英語表現を学ぶにも良い教材になるので、単なるテスト対策で終わらせるのはもったいない。模試を解いて終わりにするのではなく、音読やシャドーイング、文章の暗唱、長文の精読などいろいろ活用して英語力アップに使うのが良いですね。私自身そうやって授業のためにテキストをしっかり読み込んで、英語力もTOEIC力も上がっていったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

第321回TOEICを受けて感じたこと

出来れば年に一度くらいはTOEICを受験したいと思っているのですが、去年は11月に入院していたりその後も放射線治療があったりとTOEICどころではない状況。ようやく落ち着いて、時間や心の余裕もできたこともあり、先週末に久しぶりにTOEIC受験してきました。どうもここ数年は2年に一度の受験ペースになっている感じです。意図的にそうしているわけじゃないのですが、結果としてそうなってしまっている。受験料も高くなっているし、体力も精神力も使うので、あんまり積極的に「TOEIC頑張ろう!」と思えなくなっているのもあります。とは言え、TOEIC指導していることもあり、時々受験しておきたいという気持ちもあります。実際のところ、TOEIC対策を教えている先生が皆ちゃんと定期的に受験してるのかというとそうでもないので、受けなきゃいけないというわけでもないのですが、やっぱりたまには受けときたいと思うんだよなぁ。

 

結果はまだ出ていないので何とも言えませんが、手応え的には「リスニングはあまり振るわなかったけどリーディングはまあまあ良かった」という感じです。10年前位の自分はリスニングの方が得意でリーディングが苦手と感じていたのですが、年を重ねて、経験を積んで変わってきた部分があるように思います。普段どういう英語に触れているのかというのもありますね。リスニング力が落ちているという気はしないのですが、集中力は落ちているという気もします。そして視力も落ちています(笑)遠くも近くも見えにくくなっているので、困ったもの。Part 1の写真描写の細かい部分が見えにくくて眼鏡を外して凝視するというのは今回初めての経験でした。そのうち文字が見えにくくなったりするのかなぁ。どうも、翻訳を始めてから視力がさらに悪くなった気がするのは気のせいでしょうか?(と言いつつ最近は翻訳からは離れていますが)ちなみに、最近読んだ英検の長文に「遠視(いわゆる老眼)はブルーライトのせいと言うより自然光に十分に当たっていないから」と書いていました。お家時間が増えているのが原因でしょうか。いや、単なる歳のせいかもしれません。

 

話がちょっと脱線してしまいましたが、TOEICの話です。リスニングの集中力がちょっと落ちている気がするということ。もともとリテンション(記憶保持)が苦手なので、聞こえてきた内容を覚えていられないので、答えが聞こえたらすぐにマークするというやり方でリスニング問題の解答をしています。基本的に問題と選択肢は先読みするのですが、やはりたまにうっかり聞き逃したり、すぐに答えを選べなかったりということがあります。そういうところで、Part 3, 4は何問かうっかりやってしまうことが多い。そして、Part 2の集中力が途絶えそうになることもあります。Part 2は昔からそうですが、つい雑念が入ってしまうことも。マインドフルネスが必要ですね。ヨガしててもいつも雑念だらけでやっていますから、今に集中できていないんだな。しかも、Part 2 はほんとに捻った解答が増えていて、素直な応答が減ってきている気がします。そのつもりで聞くのですが、ひねくれた気持ちで聞いてばかりいると、かえって何だかわからなくなりそうです。結果が出てみないとわかりませんが、今回はリスニングで満点が取れていないかもしれません。しかし、TOEICのリスニングは数問なら間違てもスコア上は満点が出るので、意外と満点かもしれない。ちょっと予測できない感じです。

 

一方リーディングの方は、結構余裕を持って最後まで解けました。10分位時間が余ったのはもしかして初めてかもしれません。Part 5, 6の解答スピードが上がったのが良かったのだと思います。大学講座を教えるにあたってPart 5の解き方を自分なりに研究したのが良かったのかも。TOEICでは英語力だけでなくテストスキルも必要なので、ここ数年自分で色々と解き方を勉強しているのが自分にとっても良い効果につながっているかもしれません。それともたまたま今回問題との相性が良かったのでしょうか?後は正答率の問題ですが、上手く行けばリーディングセクション初の満点を獲得できるかもしれませんが、結局毎回2,3問落とすので、今回も同じ結果かもしれません。どう出るかお楽しみといったところです。

 

今回の受験前に一応はTOEICの勉強をしていこうと思っていたのですが、実際にはあまり学習時間は取れずに終わってしまいました。それでも何とか公式問題の模試を1回分だけは解いておきました。できれば2時間、時間を測って解いておきたかったのですが、実際にはリスニングのみ、リーディングのみ、と別々に解くことに。リーディングに関しては途中で疲れてPart 7の半ばで断念。TOEICの前日に問題を解いたもので、翌日に体力残しておくためにも今日はもうやめて休もうという結論に至ったのでした。

 

ちなみに使ったのは最新の公式問題集です。

 

 

TOEIC前にはやっぱり公式問題集!できれば時間を測って本番さながらに問題を解いて、リスニングの感覚や、リーディングの時間配分の感覚をチェックしておきたい。最近は公式問題集は毎年新しいものが出ているみたいですね。私はラッキーなことに大学講座で公式問題集を使うので、大学からテキストを支給してもらえます。毎回出るたびに新しいのを買うのは大変なので、自腹で買うなら数年に1回位でいいのでは?と思います。あまり古いものだと傾向も変わってきていたりしそうなので、比較的新しいものを1冊持っていると良いのでは?と思います。

 

ちなみに語彙対策にはやっぱり「金フレ」ですね。

 

 

これも私は大学授業用として持っています。知らない単語はほとんどないのですが、やはり後半の990点レベルの単語になると知らない単語がチラホラ出てきます。目指すスコアにもよりますが、900点レベル単語は辛いという方は「銀フレ」でも良いかと思います。実は掲載単語はかなり被っています。もうちょっと易し目の単語からカバーして、負荷を小さくして学習したいという方には銀フレも良いかなという気がします。ちなみに以前に企業研修で「銀フレ」を使っていたことがあります。どちらも良書なので買って損はなし。

 

 

今日はこんな感じで久しぶりにTOEICのことを書いてみました。結果が出たらまた報告するつもりですが、最近ブログ更新停滞気味なので、どうなるかしら?たまにはちゃんと更新していくようにがんばります。

 

 

 

 

 

おっきなご褒美が待っていた

大学の講義と放射線治療とも、先週に無事に最後まで終了しました。講義は全部で30回、治療も全部で30回、そしてどちらも最終日が同じ日というなんとも不思議な偶然。正直言うと治療をしながらの講義に不安もあり、できれば開始日を少しずらせないかとも思ったのですが、これまでの経緯を見るとできるだけ早く開始した方が良いと放射線科の先生に言われ、頑張るしかないと腹をくくり治療開始したのでした。しかし、同じ日に終わりを迎えるなんて、振り返ってみると何だかちょっと運命的なものすら感じます。

 

雨の日も風の日も雪の日も毎日通った治療。もし治療途中で風邪ひいて熱でも出したら、コロナに罹ってしばらく治療中断にでもなったら、とドキドキしながらの2か月間でした。治療効果を最大限にするためには、途中で休んだり回数減らしたりというようにはしたくない!講義の後の治療は結構疲れもしましたが、なんとか大きな副作用もなく無事に終えられてホッと胸を撫でおろしています。最後の照射の一週間後が副作用のピークらしいので、まだ油断できませんが、今の時点でこの程度ならそんなに酷くはなるまいと思っています。

 

大学の仕事も、引き受けた時にはまさかこんな展開になるとは思いもよらず。初回レッスンのしばらく後にエコー検査にひっかかり、そこから針生検、癌の診断、手術日決定、放射線治療の開始とめまぐるしい展開で、「果たしてこの仕事ちゃんと無事に最後までできるのか?」と不安を感じながら、「いやせっかく引き受けた仕事こんなことで諦めてなるものか!」と最後まで何とか駆け抜けたのでした。事務局のスタッフさんや同僚の先生たちにも助けてもらいながら、途中で入院のために休講・補講などはあったものの、ちゃんと最後まで教え切ることができて感無量です。授業があったことでかえって気持ちを前に向けることができたのかもしれないとも思っています。

 

教えた学生達は全部で50人弱。TOEIC対策コースでしたが、コース終了前に目標スコアを達成した学生やスコアアップを報告してくれた学生もいました。最終日は修了テストの試験監督のみだったのですが、授業後にTOEICで900点達成を報告してくれて「ありがとうございました」とお礼を言いにきてくれた学生、「先生に会えなくなるの寂しい」と言ってくれた学生、英語に関係ないお悩み相談にのってあげた学生が「いろいろとお世話になりました」とお礼に言いに来てくれたり。

 

講義の最終日に授業アンケートというのを大学で実施するですが、修了テストの日に何人かの学生たちが「先生、コメント読んだ?私ってわかった?」と聞いてきます。集計結果が私のところにはまだ届いていなかったので、「まで見れてないのよ」と言っていたのですが、翌日に事務局スタッフさんが結果をファイルで送って下さいました。無記名のアンケートなので、誰が何を書いたのかはわかりませんが、たくさんの前向きなコメントが書かれていました。「先生だいすきです~♡」と書いている学生もおりました(笑)何だか最後に生徒たちからおっきなご褒美をもらったような気持ちです。私が伝えたかったことがちゃんと学生達に伝わっていたんだなぁ、と感慨深く思うと同時に、英語を教える立場として、英語力、指導力はもちろん大事なのですが、実は何よりも大事なのは愛情を持って教えるということなのではないかと改めて教えられた気がします。気持ちというのはやはり大事ですね。そして、生徒たちはそれをちゃんと感じ取って、それをまた返してくれるんだなぁ。

 

この仕事を引き受けるかどうか悩んだ時にふと思ったのが、「私が出会うべき生徒たちが、もしかしてそこにいるのかもしれない」ということ。人との出会いは、時にその後の人生を変えるくらいに重要なこともあります。いつも、「私が伝えられることがきっとあるのではないか」と思いながら、講師の仕事をしています。そして実は、生徒との出会いが私の人生を変えることだってあるのです。最後に学生達からたくさんの愛にあふれた言葉を受け取って、私自身がとても大切なことを教えられた気がします。

 

無事に講義を終えて、スタッフさんからもお礼のメールが届きました。「大変な状況の中でも明るく講義されている姿に感銘を受けました」と。他の先生たちみたいに治療の心配などせずに仕事に打ち込めれば、と思ったりもします。色んな大学で講義して活躍されている先生もいらっしゃいます。私には、できることが限られてしまう。それを歯痒く思うことも多々あります。でも、私がこういう状況下で、それでも私なりにできることを精一杯することで、もしかしてこれもまた何か伝えられることがあるのかもしれないな、とも思うのです。

 

もうそろそろ乳がんからは卒業したいなと思っていますが、病気の経験や治療を通して得られたものもあると思っています。楽しい経験も辛い経験も、すべて自分の一部です。ぜんぶひっくるめて今の自分がいるわけです。あらゆる学びを生かして、今後も自分の人生を生きていこうと思います。やっぱり私はこれからもずっと先生でいたいなと思わせてくれた学生達に感謝です!

 

 

Happy New Year

遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。

 

2022年は激動の一年で、思い起こせば年明けから不安いっぱいで新年を迎えていたなぁと思います。今年はどうかと言うと、乳がん治療中の身ではありますが、意外と穏やかな気持ちで新年を迎えることができました。

 

昨年は父と2人で迎えたお正月でしたが、今年はパートナーと2人で迎えるお正月。と言っても、お正月に家に遊びに来てくれただけで、一人暮らしで迎えるお正月なんですけどね。でも、一緒に過ごせる人がいるというのは幸せなことだなぁと感じています。

 

放射線治療は全部で30回のうちの20回が終了。3分の2が終了したわけですが、心配していたよりも副作用は少ないように思います。照射している箇所の皮膚も今のところ大きな変化はなし。手術の傷跡がちょっと赤くなっていたり、肌がちょっと突っ張ったりピリピリする感じはあるのですが、良く言われるように黒ずんだり日焼け状態になったりということはないです。看護師さんにも「綺麗にケアできていますよ!」と言って頂いています。治療開始前にも「スキンケアが大事」と言われていたので、治療開始してから毎晩お風呂上りに保湿クリームを塗っています。入院時にもらった「ヒルドイドソフト軟膏」をせっせと患部にぬりぬり。保湿はスピードが大切!お風呂上りにすぐ塗る!ということで、お風呂場に1本置いておいて、バスタオルで水分を拭いたらすぐに塗ることを心掛けています。その効果あってなのかどうかわかりませんが、今のところお肌の状態は比較的良好。このまま最後までいけばいいのになぁ。

 

あとは、これも良く副作用として言われることですが、とにかく眠い!オンラインレッスンを夜の9時スタートで入れてたりしたのですが、10時前くらいになると眠くなってきます。特に、朝に大学の講義が入っている日などは、仕事が終わって病院に行って帰ってくると、夕方位から眠くて仕方ない。治療後は家に帰って部屋で昼寝するのが日課のようになっています。そんなこともあって、講義のある日は夜のレッスンは入れないようにして、それ以外の日もレッスン開始時間を少し早めてもらったりとしています。あともう少しで放射線治療も終了。大学の講義ももうちょっとで終了です。最後まで駆け抜けるぞ!

 

そんな感じで2023年がスタートしましたが、今年はどんな年になるかなぁ。ちなみに今年のおみくじは「小吉」でした。「何事も控えめに」とのことで、「頑張れば頑張る程に裏目に出る」というようなことが書いてある。全体的にあんまり良いこと書いてないや~んとちょっとテンションが下がりそうになったのですが、よくよく読んでみると、要するに「あんまり頑張らずに人任せにしておけ」ということのよう。つまり、無理せずに他力でいけってことじゃない?自分でなんとかしようとせずに人に任せておけば、周りの人が何とかしてくれるからってことじゃない?な~んだ、結構いい運気じゃない♪という気がしてきました(笑)今の私に必要なことかもしれないな。

 

去年は色々と頑張った年でもあったので、今年はもっとノンビリいくのも良いかなと思います。ヨガでリラックスしつつ、好きなこと、楽しいことも一杯して過ごそうかな。でも、やりたいことも色々とあるので、無理せずがんばらず、楽しんで色んなことをやっていきたい。学習意欲はなんだか高まっているので、色んな勉強したいなぁとも思います。実は去年からライターのお仕事もちょっとさせて頂いているので、今年は書くことももっとできればいいなぁ。ブログももうちょっと書こうか。

 

英語のことだけじゃなく、治療のことや、日常のことなど、いろいろとシェアしていければいいなとも思っています。乳がんなっても、再発しても、治療中でも、こうやって無事に生きて好きなことしていられるって凄いことじゃないかなと思います。人生いいことばっかりじゃないけど、悪いことばっかりでもない。順風満帆でなくても大丈夫。自分だからできることがきっとあるから、マイペースで人生楽しんでいこう♪ちなみに英語のことはときどきnoteに書いていたりします。しかし、こちらも更新が滞りがちなんですが(笑)今年はもうちょっと書きたいなぁ。

 

とにかく、いろんなこと、マイペースに楽しんでいけたらと思っていますので、こんな私ですが今年もどうぞよろしくお願いします。

 

 

 

激動の2022年

お久しぶりです!

すっかりご無沙汰しているうちに何ともう2022年も終わりです。

今年は本当に色々とあった一年でした!

 

年明けの父の入院&施設入居の顛末はブログにも書きましたが、実は10月に私の乳がん再々発が発覚して、11月に入院&手術をして現在は放射線治療で通院する毎日です。

まさかこんな年の瀬になるとは!

父が施設に入っててくれて良かったなぁと思います。

安心して自分の治療に専念できるのは有難いです。

最初は家に帰りたがっていた父も、新しい生活に慣れて結構快適そうです。

もともと寂しがりで社交的な人なので、色んな人と交流がある方が、家に籠っているよりも良さそう。

自宅だと不便も多いので、身体的にも楽なようです。

そしてもちろん私も身体が楽。

 

仕事は継続しながらの治療なので、大変なこともありますが、毎度のことながら色んな人に助けられて何とか無事にやれています。

新しい大学での仕事も楽しくできていますし、学生たちとの交流も楽しい。

オンラインレッスンも、実は今年からオンラインスクールにも登録してレッスンを開始しています。

お馴染みの生徒様とのレッスンを継続しながらも、たくさんの新しい生徒様とも出会えた一年でした。

 

再発は非常に残念なことですが、一方で、今年はいろいろなことにチャレンジできた年でもありました。

そして、たくさんの人に支えられた一年でもありました。

波乱万丈で、良いことも悪いこともあった一年でしたが、振り返ってみるとやっぱり良い一年だったと思っています。

 

放射線治療は1月末まで続きますが、何とか頑張って乗り切って、まだまだ長生きするぞ!と思っています。

これからも病と共に生きていくことになるのでしょうが、その中でも自分なりに出来ることがあると信じています。

限りある命だからこそ真剣に生きることができるのも事実。

先行きの不透明な時代、誰にとっても「明日はどうなるかわからない」。

だからこそ、これからも自分のやりたい事をどんどんして、充実した日々を送っていきたいと思います。

 

2023年も良い一年になりますように。

皆さまどうぞ良いお年をお迎え下さい。

 

 

 

 

 

久しぶりに大学で講義します

最後の更新から気が付くと早4か月が過ぎています。

もはや風前の灯火のようなブログになっていますが(笑)、私は無事に生きております~。

 

父が施設に入居してもう半年が経ちます。

時間の経つのって本当にあっという間!最初は「家に帰りたい」と言っていた父でしたが、新しい生活に慣れてきたのか最近はそういうことは言わなくなりました。電話は毎日かかってきますし、2週間に1度は通院外出で顔を合わせるのですが、最近はコロナ増加傾向が続き、施設内でもコロナの陽性者が出たりして、外出を見合わせたりもしています。通院のための外出はコロナ禍でも認められているのですが、本人がやめとこうと言うのでしばらくお休みにしています。施設内で往診があるので必要な薬はそこでもらえます。これまでかかっていた内科の先生のところは、先生や看護師さんに会いに行くのが目的みたいになっているので、実は行かなくても差し支えはない。でも、出来ればちょっと外に連れ出してあげたいんだけどなぁ。

 

実家での一人暮らしにもすっかり慣れました。以前に1年だけですが実家近くのマンションで一人暮らししていたので、その延長線上という感じですから特別な感じはしないですね。父と2人暮らしだと家事は私が主に担っていたので、2人分の家事だったのが一人分になってちょっと手を抜ける感じです(笑)一人になった分、あれこれと節約はしております(なんてったって施設の料金高いから!)その結果、電気代は父と2人の時に比べて3分の1から4分の1位まで減りました!こんなに減るのかとびっくりする位です!節約というのが苦手な父だったので、エアコンは24時間つけっぱなし、しかも設定温度もめちゃくちゃだったので、かなり無駄に使ってたんだろうなぁと思います。ポットの保温をやめたり炊飯器の保温もやめて炊いたご飯はすぐに出して冷凍保存。色々と見直すとこんなに減るんですね~。いやぁびっくり。

 

そして、父の介護負担がなくなり、家事の負担も軽くなり、時間の余裕が出来たこともあって少し仕事を増やしてみようかと新しい大学の仕事に応募してみました。それが無事に決まって9月から大学の後期講座を教えることになりました。講師登録だけしていて実際にはまだ一度もお仕事できていなかった会社との初仕事になります。登録の際に面談して下さった担当者さんから何度となくお声掛けて頂いてたにも関わらず、他の仕事と被っていたり、私の乳がん再発が発覚したりで、ずっとそのままになっていたのでした。もうここの会社とのお仕事はないのかなぁと思っていたところ、たまたま講師募集のメールが来たもので、今なら出来るかもと思い切って応募してみたのでした。他にも応募者がいれば私は落とされる可能性もあるので、ダメもとでメールを送ってみたところ、「お願いしたい」というお返事を頂けました!打ち合わせで大学の担当者さんと初対面してきたのですが、登録の際に面談して下さった方が私のことをプッシュして下さっていたのだそうで、「うちの〇〇が先生のことすごくプッシュしてたんですよ」とのこと。あぁ、それは嬉しいなぁ。今回ようやくご縁が再びつながってお仕事させて頂くことになって、やっとご期待に応えられるかも~と嬉しく思っています。失望されないよう頑張らなくちゃいけませんが(笑)

 

乳がん再発以降、大学の講座も短期のエクステンション講座ばかりだったので、また正規の大学講座も出来たらいいのになぁと思っていました。前に教えに行っていた大学とは違うところですが、今度の大学の仕事も単位認定する正規の授業。受講する学生の意欲も違いますし、責任もより感じます。そして今回上級クラスを担当することにもなっているので、授業するにしても教え方も違ってきます。大学によっても派遣元の会社によっても、色々と違うことが多いので、私にとってもまた新たなチャレンジです。でも、やっぱり新しいことするのは楽しい。不安がありつつもワクワクする気持ちも大きいので、楽しんで仕事できればなぁと思っています。

 

今年はオンラインレッスンの生徒様も新しい方が増えたりと、講師業ですっかり忙しくなっていて翻訳からはすっかり遠のいてしまっています。ちょっと残念な気もするのですが、人と関わる仕事が好きなのもあるので、自分にはこっちの方が合っているのかもという気がしなくもありません。翻訳学校の時の友人3人で久しぶりにオンラインミーティングしようかと話しているのですが、皆それぞれに事情があって、私も含め3人とも翻訳からは遠ざかっている感じです。行って良かったと思っているし、得るものもたくさんあったので後悔はありません。こうして今も連絡を取り合える仲間が出来たことが、実は一番の収穫であったかもと思ったりもしています。いや、もちろん勉強もたくさんしましたよ(笑)

 

まだまだ人生先は長い(はず)ので、これからどうなっていくかわかりませんが、これまでやってきたことが何らかの形で次に生きていっているとも感じています。思いがけない展開がこれからまたやってくるかもしれないので、色んなこと楽しみにながらやっていけたらと思っています。

 

ブログももうちょっと更新しようかなぁ(笑)

 

 

近況報告

すっかりご無沙汰しております。

何と今年初の投稿!

こんなに長く放置していたのは初めてかも~。

 

今年は年明けから何だかんだと波乱の幕開けでした。

昨年から実家の父のことで色々とありましたが、父は今近隣の介護施設に入居しております。まぁ、色々と悩んだ結果のこと。

これが果たして本人にとって私にとって本当に良い決断なのかどうかはわかりませんが、遠方に住んでいる姉の助けが期待できず、基本私が一人で対応しないといけないということを考えると、そうする方が良いのかなぁという気がします。

 

正月明けのある日、もはや自力でトイレに行けなくなり、ベッドから身体を起こすにも私の介助が必要。

このままだと私の身体がもたない。

寝たきり状態の父を前にすっかり途方に暮れてしまいました。

昨年から急激に足腰が弱り、ケアマネジャーさんにも相談しながら自宅で少しでも快適に過ごせるようにと色々と手配していましたがここまで急激に衰えると追い付きません・・・。

 

あまりの急変にケアマネさんも「一度検査をしてもらった方がいいかも」と助言下さり、かかりつけ医に相談したところ、以前に脳梗塞でお世話になっていた病院に検査名目で入院させてもらうことになりました。

そしてそのまましばらくリハビリ入院させてもらうことに。

検査は問題なくリハビリでかなり回復したのですが、今後のことも考えて、これをきっかけに退院後は施設入居してもらうことに。

 

父の介護できるだけ頑張ろうと思っていたのですが、自分もそれほど体力なく、乳がん再発の不安を抱えながらの父との2人暮らしは正直きつい。

母の介護を終えた後すぐに再発したことを思うと、きっと頑張って父の介護して、父を看取った後に自分がまた病気で倒れるんじゃないかと。

いや、もしかしてその前に倒れてしまったらどうしよう?!

やはり、自分の人生を守るためにも父には施設入居してもらうことに。

近所なので何かあればすぐに行けるし、定期的に通院付き添いで外に連れ出してあげたり、無理のない範囲でサポートできる。

 

体力的にももちろんですが、精神的にもかなり楽になりました。

今は実家で一人暮らしですが、めちゃくちゃ楽です。

お金はかかるけど(笑)

 

本人は家に帰りたいようなので、ちょっと心苦しい気持ちもありますが、程よい距離を置きながらサポートできるのはとてもありがたいです。

ちょっと心のゆとりもできて、仕事や自分のことにも気を向ける余裕がでてきました。

大学の春講座も行くことになったし、オンラインの法人研修が始まったり、スカイプやZoomの個人レッスンやグループレッスンも継続しています。

こうやって好きなことが出来ることは有難いことだなぁとしみじみ思います。

 

我慢して施設に入居してくれている父や、サポートしてくれる周りの人たちに感謝しなきゃなぁと思います。

今はコロナがあって施設からの外出や面会は出来ないのですが、通院のための外出は可能なので、これまで通っていたかかりつけ医に月に2回ほど連れて行ってあげるのが本人にとっての良い気分転換になっているよう。

早くコロナ収束して面会や外出が自由にできるようになればいいなぁと切に願います。

 

そんな感じで何とか無事にやっています。

ブログの更新はちっとも出来ていませんが、また思い立った時に更新するかもしれません。