Lady Green's Diary

英語講師Lady Greenの日記

主語のない日本語

最近は短めの翻訳案件が続いていたのですがしばらくぶりに分量の多い案件を引き受けたので、ダンスレッスンお休みしてせっせと翻訳作業をしています。


基本的に日本語から英語への翻訳ばかりなのですが、英訳していて困ることというのがいろいろとあります。例えば主語の省略。今翻訳しているのは社内報のようなものなのですが、他部署の紹介や、社員さんへのインタビューなんかもあります。日本語は主語を省略する言葉なので英訳する時にはそこを補って行く必要があります。大抵は“I”を補えばいいのですが、仕事の話になると時に主語は私ではなくて会社であったりすることもあるので、そうすると“I”ではなくて“we”の方がいい。でも他部署の人を指して話をしている時は“they”だったり。話の内容や文脈によってそのあたりは判断して決めていくのですが、特に自分の意見なのか会社の意見なのかというのは非常に曖昧なことも多いです。この辺りは日本的な部分もあるのかもしれません。「私」と「会社」が同一化しているかのような…。ということで、話し手は深く考えていないと思うのですが、英訳する側としては心の中で「それはあなたの意見?会社の意見?」とツッコミを入れながら翻訳作業をしています(笑)


分量の多い翻訳をしている時にはだんだん疲れも出てくるので時々癒しを求めて音楽でリラックスしています。そんな時にはゆったりした音楽が聴きたくなるので、最近ずっとハマっていたQUEENをちょっとお休みしてジャズやボサノバ風の音楽を聴いていたりします。なので今日のBGMは久しぶりにQUEENとは違う曲。何にしろ、私にとって音楽はマスト。No music, no life!  集中したい時は音楽は消して作業していますが、リラックスしたい時、モチベーションを上げたい時、音楽はやっぱり必要ですね。

 

youtu.be

 

ちなみにこの曲のオリジナルバージョンはこちら。

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