Lady Green's Diary

英語講師Lady Greenの日記

2019年振り返り

2019年ももうすぐ終わりですね。振り返ってみると本当に激動の一年でした。先日の記事で2019年の本ベスト3を紹介したので、それにならって今年の3大ニューストップ3を発表してみようかなと思ったのですが、正直とても順位がつけられません。取り敢えず順不同で3つ上げてみるとこんな感じでしょうか。あ、世界のニュースではなくてめっちゃ私個人のニュースですよ(笑)

①ついに翻訳の仕事を始める

②一人暮らし一周年で実家に戻る

③18年前の乳がんが再発

良いことも悪いことも混在しています。まあ人生なんてそんなものでしょうか。良いことばっかりでも悪いことばっかりでもないですもんね。

 

翻訳の初仕事を引き受けたのが今年の1月末でした。大学ウェブサイト記事の日英翻訳。初仕事にしてはまあまあの分量があり、しかもネットに掲載されるものなので「いいの私で?」なんて思いながら取り組みました。その後も、大学で教えているという経験を買われてか、大学関連の翻訳の依頼を何件か引き受けしました。他には、商業施設のホームページの日英翻訳だったり、いわゆるインバウンド翻訳のものも多かったように思います。翻訳デビューしてまだ1年ということを考えると、比較的順調にお仕事させて頂いていたのではないかと思います。色々と経験を積ませていただきました!

 

講師の仕事も続けながらの翻訳業務だったので、なかなか大変な面もありました。気が付くと休みなしに仕事していたり・・・。気ままな一人暮らしだったのは良かったのですが、週一くらいで実家の方にも帰ったりしていたので、効率が良いような悪いような、家事も楽なようなかえって大変なような微妙な感じ。マンションと実家両方の家事をしているようなところもちょっとあったので、実家に暮らしてる方がもしかして楽かもという気もしました。しかし、私がいなくなったことで父のお酒の量は随分と減ったように思います。飲んで帰って家で一人、何かあったら困るとブレーキがかかったよう。別々に暮らすことでそれぞれに自分の生活のペースが出来て、独立して自分のことがちゃんとできるのは良いという気がします。家族と言ってもそれなりに心地の良い距離感を保つということは大切。特に娘(私)の立場からすると、父親にあまり頼られるのも干渉されるのも決して心地の良いものではありません。助け合いは大事ですが、「それは自分でやってよ!」ということもあります。そういう意味で、1年間別々で暮らせたのは良かったのではないかなと思っています。同居の方が便利な面があるのも事実ですし、1年間の一人暮らしを経験して、父娘の快適な2人暮らしを見つけていけるかなとも思います。

 

20年近く前の乳がん再発はさすがにびっくりしました。これは想定外。いや、再発の可能性は常に念頭にあったのですが、そっちのが再発するとは思ってませんでしたし、前回の再発から5年以上が立っていたのでやはり油断していました。これがなかったらもうちょっと一人暮らし続けていたかもしれないなーと思います。せめてあともう1年位続けたかったような気もするのでちょっと残念な気持ちもします。でもまあそれも必要なタイミングだったのかもしれません。引っ越しって面倒くさいので、こういうことがないとなかなか戻って来ない気もします。部屋の模様替えも出来たしまぁいいか(笑)年末に入院手術となる可能性も大いにあったので、その前に引っ越し済ましちゃおうと決めたのでした。もしかするとクリスマスは病院か?というところでしたが、結果入院手術はせずに済んで、局所麻酔の小手術(手術と言うか生検だったんですが)のみで入院する必要もなく、クリスマスもお正月も家で過ごせることに。入院手術の場合はインプラントも取り出す結構大掛かりな手術になるところだったのですが、日帰り手術で済んで今は傷跡に絆創膏が貼ってあるだけです。本当にこの絆創膏を見るにつれ、「絆創膏で済んでよかったよなあ」としみじみ思います。細胞取ったところはまだ穴が開いているので、まあ決して良いものではないですが、主治医曰く「下から皮膚が盛り上がってくるので穴はなくなるよ」とのこと。人間の体って凄い。ちゃんと自然に修復するのね!傷跡はちょっと残るだろうとは思いますが、まあ多少は仕方ない。気になるなら形成で縫いなおしてもらえばいいよとのこと。できれば避けたいと思っていた抗がん剤治療もとりあえずは免れ、比較的副作用の少ないホルモン治療のみ。後は定期的に検査をして経過観察。再発には十分注意しないといけませんが、とりあえず今は落ち着いています。

 

こうして振り返ってみるとまさに「激動の一年」という言葉がふさわしい。無事に生きてるってありがたいなぁということを改めて感じさせられました。再発予防のためにはどうすればいいのかなあと考えさせられますが、こうすれば再発しないというようなものはないのですよね結局。前回の再発時もそうでしたが、結局は「後悔しないように好きなことをする」というのが一番なのかなという気がします。今回の再発も、「ちょっと無理しすぎたかな」「一人暮らしで食生活が乱れていたかも」とか、反省しようと思えば反省することはいろいろあると思うのですが、何がいけなかったのかというのは結局わからない。そして結局「でもやりたい事していたので後悔はないな」という結論に至ります。前回の再発時には仕事だったり家の事だったりと何かと自分を後回しにしていることも多かったので、そういう中で、色々と一段落したところでの再発、正直とても悔しかった。そしてその時心に誓ったのです。「これからはもっと自分のために生きよう。やりたいことして生きよう!」と。で、今回の再発は、まあショックはショックですが、自分の好きに生きてきた結果なので悔いはないですね。

 

これからのことはまた改めて色々と考える必要がありますが、やはり基本のスタンスは「自分がやりたいことをする」ということです。その「やりたいこと」というのが何なのかは、その時々で変わっても行くと思うのですが、自分の心の声を聞きながらfollow my heartでいきたいと思います。仕事をどうしていくかが一番悩むところなんですけどね。心の声だけでなく身体の声も聞きながら、上手にバランスを取りつつ充実した人生を送って行けたらと思います。

 

そんな感じで2019年を振り返ったところで、今年最後のブログエントリーとしたいと思います。今年も拙ブログにお付き合いいただきありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。皆さん、どうぞ良いお年を!