Lady Green's Diary

英語講師Lady Greenの日記

2回目ワクチン接種と乳がん検査の結果

久しぶりのブログ更新です。9月は結局一度も更新できずに終わってしまいました・・・。2回目のワクチン接種も無事に終了して、なんとか元気にやっています。巷で言われている通り、やはり2回目接種の後は38度を超える発熱がありました。1日で熱は下がりましたが、肩こりや頭痛などなんとなく不調をしばらく引きずっていました。そんな中で久しぶりに翻訳の仕事の打診があったので、どうしようかとちょっと悩みましたが、ここ最近は大学の仕事で忙しく翻訳の方は断ってばかりだったので頑張って引き受けることに。休憩たっぷり入れながら無事に仕上げて納品。プルーフしてくれたのが以前にスクールの授業でお世話になった先生だったので、なんだかちょっと嬉しかったです。そして、苦手な冠詞を初めて一つも直されなかった!私もちょっとは成長したかしら?でもまた次は直されそうな気がしますが(笑)

 

話は変わりますが、2度目のワクチン接種の後に乳がんの定期検査を受けてきました。10月はピンクリボン月間。だからというわけではないのですが、10月に検査を受けることが多くて、毎回病院に行くとピンクリボン月間のポスターが貼ってあります。女性の皆さん検診受けていますか?乳がんサバイバーとして私もちょびっとだけピンクリボン活動ということで、ブログで検診のお勧めをしておきます。乳がんは早く見つかれば治癒が可能な病気です。治療の選択肢も多い。私などは何度も再発してますが、今もこうして無事に生きていられるのは、早めに発見できたおかげです。そして、乳癌の治療法はどんどん進化していっている!私の場合、最初に罹患したのが20代の後半だったので、今から20年くらい前ということになります。その間にどれほど乳がん治療が進歩したか!私は左右とも罹患してどちらもそれぞれに再発しているのですが、その都度治療法が進歩していて驚かされます。手術や抗がん剤、分子標的薬、ホルモン治療と色んなこと経験していますが、手術方法もどんどん変わっているし新しいお薬がどんどん出てくる。昔は分子標的薬などはなかったので、その時代に再発していたら、たぶん余命〇年とか言われていたところでしょう。そう考えると自分は幸運なんだとも思います。今元気でいられるのは、医療の進歩のお陰でもある。

 

それでも、毎回検査結果を聞きに行くときはドキドキしながら病院に行っています。一応最悪のシナリオを覚悟しつつ「もしまた再発しても頑張って乗り越えよう!」と決意しつつ診察室に入っていきます。で、結果が良好だとなんだかちょっと寿命が伸びた気がして嬉しくなります。今回の検査もドキドキしながら結果を聞きに行きましたが無事にクリアしました。また寿命が伸びたぞ~。ちなみに今回はワクチン接種後の検査だったので、技師さんにもその旨伝えておきました。やっぱり接種した側の腕のリンパ節はちょっと腫れているとのこと。エコーでもCTでもリンパの腫れが見られたよう。先生曰くワクチン接種後2か月ぐらいリンパの腫れが残るのだとか。と言うことで、ワクチン接種後に乳がん検診予定されている方は、検査技師さんにしっかり接種の旨を伝えておくことをお勧めします。しかし、見えないところで体は影響を受けているんだなぁ。でも違う見方をすれば、自分では感じられなくても体はちゃんと反応している、つまり抗体もしっかり出来ているということでもあります。引き続き感染対策はしっかりしていきますが、外出の際や人と会う時にちょっとした安心感ができたので、やっぱりワクチン接種しておいて良かったなと思います。

 

今月からは大学の秋の講座もスタートします。久しぶりの対面レッスンになるので、ちょっとドキドキします。すっかりオンラインレッスンに慣れてしまっているので、ディクテーションの答え合わせの時など、PowerPointあればパッと答え出せるのになあ、なんて思ったりもします(笑)オンラインならではの便利な点もありますが、対面ならではの利点もやっぱりあるので、特に学生たちはクラスメイトと同じ教室で勉強するレッスンを楽しんでもらいたいなとも思います。オンラインばっかりやっぱりちょっとかわいそうな気がしますもん。

 

また大学とは別に、法人研修の新しいレッスンの話が来ていたりします。こちらはオンラインのレッスン。実は事業所がかなり遠方に会って対面だったらできないような仕事です。こういうことができるのはオンラインの利点だなぁと思います。昨年はコロナの影響もあってさっぱり法人研修の仕事はありませんでしたが、今年になってからオンラインでの企業研修がちらほらと入ってきています。会社の方もリモートワークが定着してきて、オンラインでの研修に積極的になってきているのかもしれません。業種にもよると思いますが、リモートでも出来るような仕事の場合、コロナ収束後も在宅ワークとオフィスに出勤しての仕事の両方を継続していく会社も多そうです。そうなってくると、教室での授業よりもオンラインレッスンの方が便利が良い。出勤している社員も在宅ワークの社員も、それぞれの場所で授業に参加できるわけです。そう考えると今後もオンラインでの法人研修というのが残っていくんだろうなという気がしています。コロナ前はこんな風にオンラインで大学や法人のレッスンをするなんて思ってもみませんでしたが、時代の流れに合わせて自分も働き方を変えていかないといけないなと思います。ほんと、こんな時代が来るとはなあ。コロナは早く終息してほしいですが、一方でこれを機に始まった新しい仕事のスタイル、良いところは残して行けると良い。いろんな働き方があって良いと思うので、対面で授業をしたりオンラインで授業をしたり、在宅で翻訳をしたり、いろんなことを楽しんでいけたらと思います。いろんなことをちょっとずつしている感じで、仕事の効率は悪いんではないかと思うこともありますが、常に新鮮な気持ちでいられるのは利点かと思います。

 

本当に人生って何が起きるか分からない。分からないから面白くもあり、不安でもあり。でもどうせなら楽しんでしまったほうがいいという気がするので、その時々で柔軟に対応して、新しいことを学んで新しい可能性を開いていけたらと思います。乳がん治療がどんどん進歩していくように、コロナの治療も進歩していくと思います。ワクチンが出てきて、新しい治療薬や治療法が出てくる。そうして、人類はこの新しいウィルスにも打ち勝っていけるはずと思っています。当然副作用はあるし、失われる命もある。でも、それはどんな病気でも同じこと。ただ、こんな風にみんなが向き合っていかなきゃいけないというのはちょっと特殊な状況でもあります。だからこそ、社会が大きく変わるきっかけにもなるのだろう。どう変わっていくのか、どう変えていくのか、自分ではコントロール出来ない面もあるけれど、自分が動いて変えていけるものもある。出来ることならば良い変化にしていきたいから、「この経験から何を学べるだろう、どう人生を、社会をより良い方向に変えていけるだろう?」と考えながら、一歩ずつ進んでいければと思います。