Lady Green's Diary

英語講師Lady Greenの日記

念願の文法書をついに購入

随分前から欲しいなぁと思いながらも見送っていた英文法のテキストを、先日ついに購入しました!

 

Advanced Grammar in Use. Edition with answers: A self-study reference and practice book for advanced learners of English

Advanced Grammar in Use. Edition with answers: A self-study reference and practice book for advanced learners of English

 

 

 

日本では『マーフィーのケンブリッジ英文法』として初級編・中級編は日本語版が出ています。企業研修なんかでも良く使うんですが、私も英語版のintermediateレベルは持っていて、スカイプのレッスンや個人レッスンでも使ったり、私自身の勉強にも使ったりしているんですが、翻訳の勉強をしているとあともう少し深いところを知りたいなぁと思うことがあり、やっぱり上級編も必要かなぁと思っていたのです。4月から翻訳の授業を受講再開する予定だし、そろそろAdvancedデビューしようと、先日出かけた際に書店でゲットしてきました。新しいテキスト買うとやっぱりウキウキしますねぇ(笑)家に帰るまで待ちきれなくて、電車の中で開封して読み始めてしまいました!

 

扱っている文法事項はBasicやIntermediateと同じような感じなのですが、さすがAdvancedだけあって掘り下げがさらに深い。正直、初級・中級レベルの学習者がいきなりこれをやるとかえって混乱してわからなくなりそう。なので決してお勧めはしませんが、もう1段上を目指すなら、やはりAdvancedやっておくべしという気がします。でも、難しいんですけどね(笑)ん?と頭が混乱しそうになりますが、同時に「そういうことか!」とスッキリすることも。やっぱり文法学習って大事!何となくわかった気になっていて実はよくわかっていないことをクリアーにするには、こうやってちゃんと文法を学ぶことが必要なのです。

 

そしてこうやって勉強してると、改めて「基礎が大事」としみじみ思います。例えば、現在形・現在進行形というような基本的な時制が、もの凄ーく深くてもの凄ーく大事だっりするのです。初級レベルのテキストにも書いていることですが、それを深いところでしっかり理解してちゃんと使うということは実はとても難しいことだったりします。上級レベルになる程に、正しいか間違っているかというのではなく、どんな印象を読み手(聞き手)に与えるか、どんなニュアンスの違いがあるかということも理解して使い分けていきたい。

 

自分の理解をしっかり深めておけば、講師として英文法を教える際にも多いに役立ちます。深く理解しないまま教えてる先生もきっと多い。生徒達も表面的にしか理解してないことが多い。それで、初級文法はもうわかってるという気になってたりするんですが、いやいや、そんなに単純なものではないんだよ!

 

ということで、大事な文法は何度も何度もくり返し学び理解を深める。勉強すればするほど新しい気付きがあり、実はよくわかってなかったことに気付かされる。そして、言葉って奥が深いなぁと、しみじみ思うわけです。わかったつもりはダメですね。どこまでも謙虚に、学び続けたいなぁと思います。