Lady Green's Diary

英語講師Lady Greenの日記

双方向の学習が大事

大学の授業ではThe Japan Timesなどの英文記事を使った読解の授業を教えていますが、これが本当に、私自身にとっても良い勉強になっています。教えるために構文の分析などをしっかりして準備するわけですが、これが読解力のアップだけでなく英文ライティングの力も上げてくれるのです。良い英文を書けるようになりたければ、良い英語をインプットしなければならない。

 

翻訳の授業で新聞記事の英訳の課題も度々出るのですが、その際にこうして読解の授業で読んでいる英文が役に立つこともしばしばです。そしてまた、授業で講師から学んだことが、英文記事を読んでいると「あぁ、確かにそんな言い方してる」と気付かされたり。アウトプットすることで、インプットの質も変わってきます。ただ理解出来たら良いという読み方ではなく、アウトプットに生かせるようにという意識で読むようになります。どんな意識で勉強するかによって、学習の質も変わってくるわけです。

 

インプットとアウトプットの両方があって、力がついていくんだなぁと感じますね。入れるばっかりでも出すばっかりでもなく、双方向の学習で身に付いていく。

 

そして、教えるということもある種のアウトプットです。入れた知識を人に教えることでアウトプットが出来る。独り占めにせずにシェアするということは、実は人のためだけでなく自分のためにもなるのだと思います。ブログもある意味でアウトプットの場ですね。最近あまり更新出来ていなかったので、時間見つけて書かなきゃなと思いました。