4年に1度のオリンピックの祭典。ついに閉幕しましたね。毎回たくさんのドラマがあり感動がありますが、今回も例にもれず。
私はフィギュアスケート好きなので、前回のソチも今回の平昌も、フィギュアだけは生中継で見ていました。4年前はご贔屓の高橋大輔選手が出場していたので、心臓バクバクで見ていましたが、それに比べれば今回はまだ落ち着いて見れました。前回は、真央ちゃんも大ちゃんも涙涙で見てましたよ。今回も涙でしたが、歓喜の涙でした。負けても勝っても感動があるのがオリンピック。
生で見たのはフィギュアだけでしたが、スピードスケートやスノーボード、スキー、カーリング等、どの競技も面白かったし感動がありました。そしてメダルもたくさん!!!
メダルを獲ることができた選手もいれば、獲れなかった選手もいる。努力した選手がメダルを獲れるのかと言えば、必ずしもそうではない。オリンピックに出る選手は、みんな大変な努力をしているわけですから、その努力が報われる人とそうでない人がいるわけです。ある意味とても非情。でもそれがオリンピック。だからドラマがあるし、感動もある。
報道されるのはメダルを獲った選手ばかりだけれど、スポットライトの当たらないところでもたくさんのストーリーがある。そのことを心に留めておきたいなと思います。みんなメダルという結果を目指して努力するのだけれど、終わってみれば1番の宝物はメダルそのものではなくてその過程で得た経験だったり人との関わりだったりするんじゃないか。
4年前のソチの後、高橋大輔選手が、オリンピックに至る道程の中に1番の宝物があるのかもしれない、ということを言っていて、それがとても心に残ったのでした。浅田真央選手のフリーの演技を見ていても、メダルを超越した神々しさを感じた。
私は常々思うのですが、人が1番大切にしないといけないことは、生きている間にどんなことを達成したかということよりも、どんなことを学んでどう人として成長できたということじゃないかと。人が死んであの世に行って神様に対峙した時に、金メダルを見せてもきっとダメじゃないかな。と言うか、あの世にメダルは持っていけないはず。持って行けるのは自分の身ひとつ。いや、身体はこの世に置いていくから、魂ひとつかな。どれだけこの世で魂磨けたかじゃないでしょうか。
オリンピックには魔物が棲んでいるなんていうけれど、あれはやはり目に見える物に捕らわれて自分を見失う人の心に棲む魔物ですね。それを征してこその金メダル。でも、メダル獲ってもその後に大切なこと見失ったら、やっぱりダメなんだろなと思います。
だからやっぱり、オリンピックは参加することに意義があるというのが正解で、参加した選手みんなを讃えて終えたいなと思います。たくさんの感動をありがとう。私も一人の人として、自分にできることをして、精一杯生きて、自分を磨いていきたいなと思わされました。
何だか最近、つい「そだねー」が口癖になりそうな私ですが(笑)、この記事読んで「そだねー」と思って下さった人は、選手みんなに一緒に拍手を送りましょう。感動をありがとう〜〜〜!!!