しばらくQUEENネタが続きましたが、今日はちょっと違う話です。
少し前になりますが、今年最初のBook Clubに参加してきました。今回の課題本はこちら。
- 作者: Keigo Higashino
- 出版社/メーカー: Abacus Software
- 発売日: 2012/02/02
- メディア: ペーパーバック
- 購入: 1人 クリック: 1回
- この商品を含むブログを見る
ご存じ、東野圭吾さんの『容疑者Xの献身』です。私は原書の日本語版で読んでの参加。実はBook Club参加は1年ぶり!去年の同じ頃に参加して、「今年はもっとBook Clubに参加したいなぁ」と言いながら、その後ちっとも参加出来ずにいたのでした。日にちが合わなかったり、本を読む時間が取れなかったり、行きたいなぁと思いつつ行けずにいたのでした。今年こそはもっと参加したい!
この作品、映画にもなっていますし、私もテレビ放映で映画を見た記憶があったのですが、何となくしか覚えておらず、最後の結末にあっと驚き、「そう言えばこんな結末だっけ?」とびっくりしたのでした。
さて、メンバー達とのディスカッションですが、メンバー達からは「登場人物に共感できない」「深みがない」ということで評判はあまり良くなかった。エンターテイメントとしては面白いのですが、ストーリーに深みを求めたり、文学的な要素を期待して読むとちょっと違うのかなという気がします。人気の作家さんなので、好きな人に語ってもらったら、きっとまた違う視点で楽しめるのかなという気がするのですが、、、。でも、ディスカッションは面白かったです。犯人の愛の深さに感動するのではなく、何故良く知りもしない女性をそこまで愛せるのか、そしてそもそも犯罪を隠蔽などせずに正直に話していれば正当防衛ですんだんじゃないか、とか、「それを言っちゃあおしまいよ」って感じでもありますが(笑)こんな意見が出るのはメンバーが日本人じゃないから?かどうかはわかりませんが、でも、議論は楽しかった。
で、同じミステリーでもこっちの方が好きだというメンバーの推薦もあって、次の課題本はこちらになりました。
The Big Sleep (Phillip Marlowe)
- 作者: Raymond Chandler,Ian Rankin
- 出版社/メーカー: Penguin
- 発売日: 2011/06/15
- メディア: ペーパーバック
- この商品を含むブログを見る
これも映画になってますね。ハンフリー・ボガートとローレン・バコールという豪華キャスティング!さっそく本の方を読み始めましたが、何だかワクワクします。ミステリーのクラシックな感じ。次の会までに読み終えて参加しなくては!今年こそ本当にもう少しBook Clubに参加したいです。
毎回、参加する度に新しい人や本との出会いがあり、自分の世界がちょっと広がる気がします。こういう場所はとても貴重に感じます。Book Clubに限らず、今年は外にたくさん出て人と交流する年に出来たらなぁと思っています。