Lady Green's Diary

英語講師Lady Greenの日記

12月のZoomレッスン

Zoomでのグループレッスンですが、今月は音読レッスン、ディスカッションレッスンともに実施することができました。良かった良かった。音読レッスンの方は画面共有したり音声共有したりと色々と忙しいのですが、2か月ぶりに実施したらちょっと使い勝手を忘れていて(と言うかちょっと使い方が変わっていたような...)あたふたしてしまいました。やっぱり定期的に使っておかないと駄目ですね~。でも音読レッスンもやっぱり楽しいなぁ。

 

ディスカッションの方は今回は本をテーマにお話ししました。ご参加下さった生徒様お二人がお勧めしてくださった本を、ここでもご紹介しておきます。

 

1冊目はPatricia A. McKillip の『妖女サイベルの呼び声』The Forgotten Beasts of Eldというファンタジー小説

 

 

 

 

非常に詳しいプレゼンテーションをしてくださり聞いていて思わず読んでみたくなりました。ファンタジーと言うと子供向けなのかなと思いきや、どちらかというと大人が楽しめるファンタジーといった内容のようです。登場人物の感情にフォーカスされていて、ストーリーを楽しむだけでなく色々と気づかされることがありそうです。しっかりとしたプレゼンテーションで入念に準備してこられたんだなという感じがしました!

 

そしてもう一冊は、原田マハの『ジヴェルニーの食卓』という作品。 

ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫)

ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫)

 

 

マティスやモネといった画家が作中に登場し、彼らがいかにして作品を生み出したかということが家政婦の視点から描かれる短編小説集。ご紹介してくださった生徒様はアートが好きで美術館にもよく足を運ばれる方。彼女ならではのチョイスだったと思います。作品の話に始まってそこから絵画の話になり、色々と話が盛り上がりました。ご参加下さった生徒様お二人ともアート好きで私もアートが好きなので話がつきません。

 

どちらの作品も面白そうなので、時間を見つけて私も読んでみたいと思います。

 

次回はブッククラブのように、課題本を読んできてディスカッションをしたいねとお話ししていたのですが、今回ご紹介いただいた本のどちらかを選んでもらおうと思ったら、「違う本が読みたい」とのこと。でも、どの本がいい?やっぱり英語の本?でもあまり長いのは大変だし、できれば易しめの英語がいい。そんなふうに言ってたらなかなか本が決まらず、またまたレッスン時間延長してしまいました(笑)そして最終的に決まったのがなんと夏目漱石の作品!

 

こころ (新潮文庫)

こころ (新潮文庫)

 

 

実はこれ私が好きな小説なのです。最近また再読したというお話をしたら、「それにしましょう!」ということに(笑)日本語ですかそのぶん読むのは楽ですね。ディスカッションは英語でしましょうねということで、とりあえず今回は日本語の作品にすることにしました。まずは本の感想を英語で話してもらい、それから内容についてディスカッションしてみたいと思います。次は英語の作品も何か良いのを探しておかないと!

 

思いつきで始めたZoomでのグループレッスンですが、普段のマンツーマンのレッスンとは違うことをするので生徒さん達にとってもなんだか良い刺激になっているようです。実は私自身もかなり楽しいです。レッスンの進め方や時間、お申し込みの方法など、ちょっと色々と見直したいなと思うところもあるのですが、来年以降も良い形でレッスンを続けていければと思っています。

 

今日はクリスマスイブですね。今年はコロナで色々とあり通常通りのクリスマスとはいきませんが、無事に生きているということのありがたさをこれほどに感じられる年はそうないかもしれません。どうか皆さん良いクリスマスをお過ごしくださいね!