Lady Green's Diary

英語講師Lady Greenの日記

2件目の仕事

初仕事を納品した後、また新たなお仕事を引き受け今朝に納品。結構な分量の翻訳で、間に合うかどうかと心配しましたが(て言うか、何が何でも間に合わせないといけない!)、無事に仕上がりホッとしました。またネイティブのプルーフが入って戻ってくるので、まだ完了ではないけど、取り敢えず一段落です。

 

初仕事の翻訳も、そこそこにチェックが入って直されてましたが、翻訳のクラス受講時と同じような感じ。直されないということはまずないですから、お金もらって勉強させてもらってると思って、次に生かせるように勉強したいと思います。

 

しかし、翻訳って思った以上に体力のいる仕事ですね。ずっとパソコンの前に座ってるって結構しんどい。腕がぱんぱんになりましました。タイプするのしんどい…。そういうことも考えると、1日に作業できる時間って限られてくるなぁ。精神的なプレッシャーも結構あって、色んな意味で大変な仕事だ。長く活躍されてる方、尊敬します。私は専業は無理だわ…。でも、すごくやりがいのある仕事でもあります。

 

2件続けて結構な量の翻訳を引き受けたので、今週末は予定もあるし翻訳の仕事はお休みすることに。この時期仕事は多いようで、早速次の依頼も来ていたのですが、お断りさせてもらいました。また来週から頑張ろう。

 

何だかちょっと風邪っぽいし、ちょっと休んで早く治したいです。

 

なんとか無事に納品

初受注した翻訳の仕事ですが、なんとか無事に納品することができました。それにしても予想外の出来事って起きるものですね! 実は親戚に急な不幸があって、お通夜に出席することに。仕事は早めに取り組んでいたので期限内に仕上げることができましたが、本当に何があるかわからないもの。想定外の出来事 にも対処できるように、やはり早めに仕事に取り組んでおくということは大切だなと思いました。実家の父がまた肺炎で入院するなんていう可能性もあります。自分が体調を崩すこともありえます。初仕事でいきなり想定外の出来事でびっくりしましたが、ここでちゃんと対応できたことで 今後の予行練習になったかも。

 

期日の1日前のお昼に提出して、その後スカイプレッスン、それから実家に帰って父と一緒にお通夜に出席、そのまま実家に戻ってその日は実家に泊まり、翌日朝にマンションに戻りそこから大学へ。大学の方も学期末試験だったので穴を開けるわけにいかず。翻訳提出後はなんだか気持ちがそわそわしました。見直しは何度もしましたが、ちゃんと出来てたかな?メールちゃんと届いたかな?なにか不具合はなかったかな?「受領しました」というメールが来てようやくちょっとホッとしました。

 後はネイティブのプルーフが入ったものが返ってくるので、それを確認して必要な修正を加えてようやく終了。あ、でもチェッカーさんのチェックがさらに入るのだけれど、よっぽどの誤訳や訳抜けがなければ大丈夫なはずです。まずはプルーフ、どれだけ直されて返ってくるかですね。ちょっとドキドキしますが、それも良い勉強ですから楽しみに待っていようと思います。

 

翻訳初受注

翻訳学校を卒業したのが去年の9月。本トライアルを受けたのが11月。年末に翻訳者登録を無事に終えて、今年こそは翻訳の仕事を始めたいなぁと思っていました。トライアル以来、翻訳をしていないのですが、先日ふと「あぁ、久しぶりに翻訳したい!」という気持ちがふつふつと湧いてきて、年も明けてそろそろお話しないかしらと思っていたら、ついに来ました!

 

去年のプレ登録の後にも2度ほど案件のご紹介を頂いていたのですが、どちらも納期が短く、大学で講義が入っている日だったり、引っ越し前だったりでお引き受けできなかったんですが、今回は割と納期にもゆとりがあり、週末も含めて取り組めば間に合いそうな感じ。大学の学期末試験もありますが、試験問題はお正月休みの間にほぼ出来上がっていたので、これなら何とかなるだろう!とお引き受けすることにしました。

 

内容確認してみてなかなか面白そうだったし、これを引き受けなければ何を引き受けるんだ!といった感じ。ただ、ウェブサイトに掲載されるものだし、私が初仕事でやっていいのかしら?ともちょっと思いましたが、「私のとこに話が来るということは、私がやっていいということよね」と解釈して、今一生懸命に取り組んでいるところです。ネイティブのプルーフも入りますし、私の書いた英文がそのまま出るわけではないですしね。

 

遅ればせながらの翻訳デビューですが、良い仕事ができるように頑張りたいと思います!

 

New Home

マンション暮らし3ヶ月目に突入。今では実家よりこちらの方が落ち着く位になってきています。すっかり私の部屋になってきた感じ。部屋探しを手伝ってくれた友人が先日遊びに来てくれたのですが、「いい感じになってるやん!」と言ってくれました。引っ越し当初はなかなか落ち着かなかった部屋ですが、私のものが増えて行って、生活の基盤が出来てくると快適になってきますね。ようやくhomeと呼べる場所になってきた気がします。新しい暮らしが本当に楽しくて、最近は毎日のように、「あ〜幸せ」「I'm so happy」と連呼している私です(笑)実家の父とはほぼ毎日電話で話しますし、週に1度は帰って買い物したり掃除や料理をしたりしています。心配はありますが、それでも1人暮らしが快適なので、出来るだけ今の暮らしを続けたい。

 

毎日の生活が充実していると、仕事や勉強への意欲も高まりますね。今年は昨年に増して英語学習も仕事も頑張るぞ!という気分です。レッスン準備がそのまま自分の英語学習になるのも本当にありがたい。大学の講読のクラスがとれだけ私の英語力を高めてくれたか!学生にとってかなり手強い英文ですが、これをしっかり精読して読み込み、文法を説明できるように準備をすることで、学生だけでなく私の英語力も上がった気がします。実際、日英翻訳する時にこの教科書の言い回しが使えたりして、講師業と翻訳業がうまく繋がっていくように感じます。

 

来年度の大学の授業がどうなるかがまだ未定で、恐らくまた講義には行くと思うのですが、同じような講読の授業を教えるかどうかはわかりません。これまでがラッキーで良い授業を担当させてもらってたんじゃないかなとも思います。有難かったなと思います。良い学生にも恵まれて、とても良い雰囲気で授業が出来ているのも嬉しい。あと少しで今年度の授業か終了します。名残惜しい気もしますが、学生達と一緒に私も成長させてもらえた授業。最後までしっかり教えて良い締めくくりをしたいと思います。

 

 

The Housekeeper and the Professor

The Housekeeper and the Professor (原題『博士の愛した数式小川洋子)を読了しました。とても良かった!

 

The Housekeeper and the Professor

The Housekeeper and the Professor

 

 

事故の後遺症で80分しか記憶が続かない「博士」と、家政婦の「私」、そして「私」の10歳の息子「ルート(博士がつけたあだ名)」の物語。切なく、それでいて温かく優しい物語。博士の記憶は事故の前で止まっていて、それ以降の新しい事は80分しか記憶が続かない。だから、毎日が「初めまして」で、一緒にいても80分を過ぎてしまうとついさっきまで過ごしていた時間も消えてしまう。にも関わらず、この3人の間にいつしか心の交流が生まれ、読んでいて心が洗われるような気持ちになります。

 

物語は緩やかに進み、決してハラハラドキドキするような話ではないのだけれど、それでも決して退屈することはなく、むしろこの緩やかな時間が愛おしく感じられて、お互いがお互いを思う優しい気持ちがこのゆったりした時間の流れなの中に溢れているようにも感じられてくる。

 

随所に数学と野球の話がちりばめられて、物語の中で重要な要素になっている。実はどちらもあまり関心のない話題なのだけれど、非常に上手く効果的に使われていて、ストーリーの中に非常に上手く溶け込んで物語に深みや起伏を与えている。博士もルートもタイガースファンというのが、大阪人の私には嬉しかったりして。

 

物語の設定からこれは悲しい話なのだろうかと想像していたのだけど、確かに切なくはあるけれど決してアンハッピーな物語ではなく、とてもハッピーな物語なのだと私は感じました。80分しか記憶が続かないという悲しい現実を受け入れて、その中でお互いがお互いを思いやり、その時その時一緒に過ごす時間を大切にしていく。それはとても豊かな時間であると言えます。何気ない瞬間が輝いて見える。小川洋子さんが描く3人の時間は、どれもが特別で暖かい時間に感じられる。

 

私は原文の日本語ではなく、英訳で読んだのですが、それでも物語の世界がとてもすんなりと私の中に入って来ました。読みながら、ここは訳し辛かったんじゃないかなと思う所もありましたが、上手に処理されて物語の世界を伝えていたんじゃないかと思います。アメリカ・アマゾンのレビューもチェックしてみましたが、全体的に好意的なものが多くて、とても良い翻訳であったのではないかなと思います。日本の野球の話は外国人にとってはさっぱりわからない話だったろうと思いますが、そういうことに関わらず、物語そのもを楽しんで、優しく温かく流れる時間を感じ取ってもらえたんだと思うと、日本人として何だか嬉しい気がします。日本の作品が海外でも受け入れられると、やっぱり嬉しいものですね。

 

機会があればオリジナルの日本語でも読んでみたいです。

 

博士の愛した数式 (新潮文庫)

博士の愛した数式 (新潮文庫)

 

 

ということで、2019年の最初の1冊はこの本となりましたが、なかなかに良いスタートう気がします。今年も良い読書ライフを送れるといいな。

 

 

 

今日はDaisukeの日

予定していたダンスレッスンが先生のお子さんの体調不良でキャンセルになり、外は寒いし今日は1日引きこもることに。で、ふと、「そうだ去年の全日本選手権エキシビション動画を見よう」と某動画サイトに。お正月に実家に帰った際に全日本選手権の録画を見たんですが、楽しみにしていたエキシビションを、何と父は「録画してない」と言うじゃないですか!試合だけ撮ってエキシビのことはすっかり忘れてたよう。それが一番の楽しみなのに!かなりショックで意気消沈していました。しょうがないからネットの動画で見ようと思いつつ、仕事もスタートしてそのままになっていたのですが、急に出来た自由な時間。思い立ってチェックしたら、素敵すぎて何度もリピするはめに(笑)

 

大輔さんのエキシビションプログラム、かなり好きです。美しすぎる。衣装も音楽も振り付けも、そして何より大輔さんのスケートが美しい。才能あるスケーターは沢山いますが、これだけ「美しく滑る」スケーター、男子選手で他にいなんじゃないかと思います。ファンの贔屓目もあるかもですが、やっぱり高橋大輔にしか表現できない世界があると思うのです。「もう1回見たい!」と思うのは彼しかいないなぁ。

 

そして、アンコールのマンボのステップがこれまた素晴らしい!最後にこけるのはご愛敬ですが(でも、そういうとこも好きだったりして)、現役時代よりもステップの切れが増している気がします。他の番組で、本人も自分で言ってましたが、当時よりもステップが上手くなっている気がする。当時もステップに関しては世界でトップクラスだったのに、さらに切れが増すって凄い。

 

そして、改めて今季のショートプログラム、フリープログラムを見直してみて、やっぱりこの人のスケートが好きだなぁと再認識。全日本のフリーはジャンプにミスもあり、後半疲れも出て本来の切れがなくなってきていたけれど、プログラム自体は良いプログラムで、独特の世界観があるなぁと思いました。特にボーカルが入って来る後半からの振り付けはカッコイイ。もっと完成形が見たかったという気がします。

 

しかし、今季は何よりもSPが素敵!全日本のSP見て思いましたが、この曲凄く彼に合っている!こういう切ない旋律を本当に素敵に綺麗に滑っている。後半のステップ、振り付けが私的にかなりツボにはまっていて、「今のとこもっかい!」とつい何度もリピートして止まらない(笑)何度見ても素敵なプログラムだ。こういう「もう1回!」とつい見直したくなる演技を大輔さんはするのだよなぁ。そこまでの選手は他にいない。

 

ということで、今日はほとんど生産的なことは何も出来ず、「ま、たまにはそんな日もいいだろ」と、「今日はDaisukeの日」と勝手に決めてDaisuke三昧な日を過ごしたのでした(笑)久しぶりだわ、こんな日。4年ぶりですかね。やっぱり彼がいるとフィギュア界は盛り上がりますね。特に私の中で(笑)

 

改めて高橋大輔の魅力に嵌り、そして改めて高橋大輔という人の生き方にインスパイアされ、私も私の世界で上を目指していこうと思ったのでした。今日は大輔三昧でしたが、明日からはまた勉強や仕事や頑張って行くぞ!プラス、ダンスも頑張ろう。4年前大ちゃんが現役だったころ、私はまだダンス始めていなかった。ダンス始めてから大ちゃんのスケートを見ると、「ここの腰の振りが凄いなぁ」とか見るポイントがちょっと違ったりします。私もマンボ踊りたいな、なんて思ったり(笑)何にしろ色んな点でインスパイアされる。彼に負けずに私も進化していけるように頑張りたいです。

 

 

 

2018年の洋書と今年最初の1冊

去年は何を読んだんだっけなぁとブログ記事をチェックしてみてびっくり。何と3冊しか読んでませんでした!その3冊も2018年前半に読んだものばかりで、後半から何も読んでない模様。私何してたんだろうか?といった感じです・・・。まぁ、一人暮らし計画を立て始めてからは、もっぱら部屋探しや引っ越しの準備で本を読んでいなかったのは確か。しかし、後半1冊も読んでないとは!本のない日々を送っていたのか?と色々と思いを巡らし、思い出したのが「そうだ、遠藤周作の『沈黙』を読んだんだった!」ということ。その間洋書はお預けしてたのでした。と言っても夏休みに読んでいた気がするので、秋以降はやはりほとんど読書をしていない気がします。

 

で、読んだ3冊というのはこちら。

 

The Prison Book Club

The Prison Book Club

 

 

 

The Road. (Vintage) (Vintage International)

The Road. (Vintage) (Vintage International)

 

 

 

Everything I Never Told You (English Edition)

Everything I Never Told You (English Edition)

 

 

1冊目の『The Prison Book Club』についてはブログでも何度も書いた気がしますが、かなりのお気に入りです。英語学習にも最適で、「こんな英語を書けるようになりたい!」と、学習意欲も高まりました。秋に何も読書していないと言いましたが、実はこの本をまた読み返していたりもして。また再読して、英語表現を盗みたいと思っています。

 

2冊目の『The Road』はBook Clubの課題図書でした。決してハッピーな内容ではなくお気に入りとは言えませんが、Book Clubのメンバーとのディスカッションは楽しかった。1冊目の洋書で「やっぱりBook Clubっていいよな」と思い、「今年はたくさん参加したいな」と思ったのですが、結局去年クラブに参加できたのはこの1度だけだったりします・・・。今年こそリベンジと思いますが、どうなるかな・・・。

 

3冊目もBook Clubの課題本。非常に興味深くて楽しんで読んだのですが、せっかく読了したのにクラブには参加出来ずで残念でした。でも、内容は良かったしお勧めの1冊です。英語も比較的読みやすくていい。

 

読んだ冊数は少ないけれど、それぞれに満喫できたので、昨年の読書ライフはそれなりに充実していたと言えなくもない気がします。そして、洋書ではないけれど遠藤周作の『沈黙』はやはり素晴らしかった!学生時代に読んだ時とは全く違った印象で、今だから感じられることもあり、やはり良い作品は何度も読み返すべしと思いました。出来ればこの作品を1度英訳でも読んでみたいと思っています。正直、難しいと思うのですが、どう英語で表現されるのか気になるところです。ハリウッドで映画にもなっているし、それも気になるところ!

 

 

沈黙 (新潮文庫)

沈黙 (新潮文庫)

 

 

 

Silence (Picador Modern Classics)

Silence (Picador Modern Classics)

 

 

 

 

そして、昨年末から読み始め、今も進行中なのがこちらの本。実は図書館で年末に借りた本だったりして。

 

The Housekeeper and the Professor

The Housekeeper and the Professor

 

 

引っ越しして初めて図書館に行って、久しぶりに何か借りようと洋書の棚を見ていて見つけたのですが、英語のタイトルを見て、「あ、これは知っている本かも」とピンときました。読んだことはなかったけれど、映画にもなっているしタイトルは何度も耳にしました。日本語の原題と英語のタイトルがちょっと違っていますね。そのまま英語にすると外国人にはわかりにくいのかも。英語のタイトルの方がストレートで内容がイメージしやすいかもしれません。でも、なんだか「そのまま」すぎて味気ない気もするけれど。何の本かわかりましたか?正解はこちら。

 

 

博士の愛した数式 (新潮文庫)

博士の愛した数式 (新潮文庫)

 

 

読みながら、物語の世界にどんどん引き込まれていきます。数学は苦手なのでよくわかりませんが、独特の世界が繰り広げられていき、数学ダメな私ですら数字の世界に魅了されそう。そして読みながら「あぁ、やはりこれは原文の日本語で読むべきかもなぁ」と思うのでした。翻訳が決して悪いわけではなく、小川洋子さんが描くこの魅力的な世界を、原文の日本語で読めばきっともっと魅力的なんじゃないかと思うのでした。

 

まだ半分しか読み終えていませんが、これが2019年最初の1冊になりそうです。なかなかに良いスタートという気がします。楽しんで最後まで読みたいと思います。

 

今年は去年よりももう少し本を読んで、そしてもう少しBook Clubにも参加できたらと思います。